株式会社建材用防炎剤
建材用防炎剤
防炎加工剤とは
加工対象に隅々まで浸透させ、完全に乾燥させると延焼を食い止めることのできる液体防炎剤です。
木材・布・紙などあらゆるものに使用可能です。
自宅のカーテンやエプロンなど火元に近いものに使用することで火事を未然に防ぐことができます。
※ポリエステルなどの化学繊維は熱を持つと溶解しガスが発生することがあります。
防炎加工剤ではガスの発生を完全に防ぐことはできませんが、ガスが増える前に鎮火することで発生量を減らすことができます。
使い方
STEP1
対象を防炎加工剤にしっかり浸け込みます。
隅々まで浸透させることで効果を発揮します。
布はポリバケツに液剤を入れて浸けこみ、木材は12時間ほど液剤にさらします。
紙はスプレーなどで隅々まで液剤を吹きかけてください。
STEP2
三日ほど風通しの良いところで乾燥させます。
材質や大きさによって完全乾燥までの時間は変わりますので、様子を見ながら作業を行ってください。
STEP3
完全に乾燥したら加工完了です。
木材は加工後ニスなどでコーティングを行ってください。
注意事項
木材加工の場合
・汚れていたり、ニスなどコーティングされていたりすると防炎加工剤が浸透しません。
先に防炎加工をしてからニス加工を行ってください。
・防炎加工した木材をニスなどの表面加工でコーティングすることで効果が持続します。
※雨などの外的要因で液剤の濃度が希釈されると効果が薄くなることがございます。ニスでコーティングをすることで希釈を防ぎ、白華現象をなくします。
※防炎加工+表面加工による効果持続年数は30年以上であるという結果が出ています。
布類加工の場合
・浸けこむ際はポリバケツなどのプラ容器を使用してください。
・防炎加工をした後、洗濯すると効果がなくなります。
洗濯した後は再度防炎加工剤を浸透させ、乾燥処理をしてください。
・ポリエステルなどの化学繊維は熱を持つと溶解しガスが発生することがあります。防炎加工剤ではガスの発生を完全に防ぐことはできませんが、ガスが増える前に鎮火することで発生量を減らすことができます。
安全上の注意
・事前に同じ素材でテストを行ってください。
人体に付着した際はすぐに水でよく洗ってください。
・かゆみ、腫れなどの症状が出た場合は医師の診察を受けてください。
・屋内や風の強い場所では、吸い込み防止のためマスクを着用し、周囲の安全を確保してから作業を行ってください。
保管方法
・保管容器で密閉し、凍結や乾燥を防ぐために直射日光を避けた涼しい場所で保管してください。
・スプレーに移した場合は、吹き出し口を塞ぐなどして密封状態にしてください。
・幼児の手の届かない場所に保管してください。
廃棄方法
・廃棄の際は水道に流さずお住いの市区町村の「廃棄物処理法」「水質汚濁防止法」等に従って廃棄してください。
使用済み容器は水で洗ってから廃棄してください。
その他
・この注意事項は2024年時点での情報に基づいて作成しています。
危険・有害性等に関して当該化学物質の取り扱い上のいかなる保証をするものではありません。加工の際はテストの上安全対策を行ってください。
・この注意事項は一般的な取り扱いを対象としたものです。特別な取り扱いをする場合は用途、用法に応じたテストを行い、適切な安全対策を行ってください。
ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
環境への取り組み
木は若木の時期により二酸化炭素を消費し、酸素を排出します。国内のCO2削減に取り組むためには、今ある成長した木を消費し、若木を新たに植林することが重要です。
ところが近年、国産の木材消費が落ち込み、山に植わっている木々の入れ替わりが起きにくくなっています。
そこで建材用防炎剤では、国産の木材を燃えにくい素材に変えることで使いやすくし、木材消費を上げていこうと取り組んでいます。
国産の木材の消費を増やし、消費した木材の分だけ植林を行う。そうすることで野山に若木を増やそうという考え方です。
会社概要
会社名 | 株式会社建材用防炎剤 |
所在地 | 〒123-0861 東京都足立区加賀1-6-9 |
TEL | 03-6803-1761 |
FAX | 03-6803-1762 |
info@bouenzai.com | |
設立 | 2022年3月1日 |
資本金 | 300万円 |
代表取締役 | 有原頼雄 |
取引銀行 | 足立成和信用金庫 |